都心から離れた郊外に大部分存在するから、そこへはまず都心に住んでいる定年退職者が老後の別荘的住まいとして移り住み、都心に保有していた家やマンションは賃貸にしたり、売却すればよい。基本的にはこのように、都心と郊外の住宅を人々がライフサイクルに合わせてうまく使い分ければ、大都市の住宅問題は最も合理的に解決される。若い間は少々狭くても都心のマンションで我慢できる。あるいは若い間は都心の賃貸マンションから通勤し、そのかわり早い時期に郊外に広い土地付きのセカンドハウスを保有して、週末をくつろぐといった形もとれる。いずれにしろ、従来のわが国の住宅スタイルでは考えられなかった習慣でも150坪、できれば200〜300坪の住宅を郊外に大幅に開発できれば、都心の狭い住宅やマンションで定年後を送らなければならない人々が続々と移り住んでくるであろう。それにより、都心にはマンションや住宅の売り物が増えて、若い世代の人々は比較的安くそれを入手することができるであろう。
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