今までの床暖房は暖房手段として、床材の下に温水や電気フィルムなどを敷き暖める仕組みになっているため、床面が高温になり無垢材を使うことはできません。よく「床暖房対応床材」などと言われる特殊な床材を使うしかありません。これでは「健康にいい家」に反した床材を使うことになります。地球の持っている自然のエネルギー「地熱」を借りながら、基礎の内部を巨大な蓄熱装置にしてしまえば、わずかな熱源設備と配管でメンテナンスのほとんどいらない床暖房が、1階全体に敷設できるのです。
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井戸水は冬暖かく、夏冷たく感じます。これは井戸が地中にあるためで、地表から約12〜14メートルの深さにある「恒温層」と言われる場所の温度は、その地域の年間平均気温とほぼ同じ。この地中の温度の特性を活かしたのが、砂利層の蓄熱による効果です。敷き詰めた砂利の隙間の空気層と砂利の保温作用は、外気の影響を直接受けないため、冬はほんのりと暖かく、夏はひやりとした冷気を感じさせてくれます。