「バブル期」と呼ばれた19801年代後半には、東京をニューヨーク、ロンドンと並ぶ世界の金融センターにするという政府の触れ込みで、東京都心の業務・商業用地の需要が急増して地価が沸騰します。港区などを中心に「地上げ」が進み、対象になった土地に住んでいた住民の住み替え需要で、地価の急騰は郊外の住宅地に波及していきました。また業務施設や商業施設の立地自体も、折からのバブル景気で郊外の住宅地にまで拡大してい
気がつけば大転換... の続きを読む
建物が完成すると施主の竣工検査が実施されます。当然ですが施主検査の前に、ハウスメーカーの竣工検査は実施されていなければなりません。しかし、その後の施主検査のとき、必ずしもハウスメーカーの社内検査でダメが出た部分の補修が完了していないことがあります。施主検査では、サッシやドアの開閉機能・住宅設備機器の確認(キッチンや洗面所、お風呂の満水試験・便所の排水試験・照明器具のスイッチ確認・コンセントの通電確
ダメ直し工事って?... の続きを読む
時代はグローバルネットワーク、即ちインターネット社会に突入しております。便利である反面、知らぬ間にわが家の大事な極秘情報が筒抜けになる可能性すらあります。したがって、このような時代にも翻弄されることなく、せめてわが家だけはプライバシーが完全に保たれた永遠の開放区でありたいものです。要は、それを如何に確保するかが、施主の腕の見せどころでもあるわけです。また、誰もがこだわるところでもあり、家族が安心で
家族が安心できるプライバシー空間の構築... の続きを読む
秋の訪れは、肌に感じる風の変化で知らされた。家の周りに溢れかえっていた緑は徐々に色あせていき、景色は様変わりしていく。辺りは茶褐色や、山吹色、朱色に包まれる。そして落葉樹たちが、葉を散らし始めるのだ。風が庭先のケヤキの大木の枝を揺さぶると、抜けるような青い空から、落ち葉がいっせいに降り注いでくる。その勢いが衰えてくると、冬の到来たった。家の中の温度は、周りの竹林が目差しを遮ってしまうので、日に日に
寒さとの戦い... の続きを読む
モルタルの外壁は建築してから何年かすると亀裂(クラック)が入ってきます。古い建物で一面に亀裂が入った見苦しい姿を見かけたことは誰にでもあるでしょう。しかし、1〜2年しかたたないのに亀裂が入ってしまうことがあります。これが問題で、なんらかの手抜きがあったことが考えられます。モルタルの壁は、小幅板を横に張り、その上に防水紙・メタルラス(細かい金網)を張って、その上にモルタルを塗り、さらに仕上げ材を吹き
外壁の大きな亀裂は躯体に問題も... の続きを読む
マイホームを取得しようという場合、頭金をどうしてつくるかというのが第一目標になるでしょうが、最近は頭金も五%とか一〇%という昔は考えられなかったような低い比率でよくなってきており、さらに銀行などの金融機関も個人にどんどんお金を貸すという時代になっています。つまり、頭金のほかはローンを組めるようになっており、庶民にとって非常に財テクしやすい時代というわけです。以前は銀行から優先的に大企業が金を借りて
マイホームを取得しよう... の続きを読む
計画が進んでいき全体的なプランがほぼ決まると、「実際のところ全部でいくらかかるのか」正確な金額を知りたくなります。資金計画占の段階では、あくまで大雑把な数字でしかありません。プランが確定し、細かな仕様が決まり、そして見積書ができ上がります。資金計画書と同じく、見積書の書式も各社で異なります。あなた方の中には、すでに住宅本を手にとってお読みになった方もいらっしゃるでしょう。多くの住宅本に書かれている
見積書はどうやって見るの?... の続きを読む
その国の文化のバロメーターは、衣・食・住の充実度だとよく言われます。日本人は、衣と食への貪欲なまでの欲望を追求しながら、一方で、暮らしの豊かさの実感を得るにはほど遠い。物や金ではない、暮らしの哲学が何かしら欠落しているからではないでしょうか。衣や食への限りない欲求に対して、住まいへの関心は低く、家族がどんな暮らしをしたいのか、強い欲求は殆ど感じられず、この国の歪んだ断面が見えてくるようです。著名な
日本の都市風俗における歪みの象徴... の続きを読む
都市の側からみると、一般に住宅が密集している市街化区域は全国土のわずか3.5%、134万ヘクタールにすぎない。そのほか市街化調整区域が369万ヘクタールある。つまり全国の都市の市街化区域の外側には、その約2.8倍の広さの市街化調整区域があり、その中には258万ヘクタールの農業振興地域が広がっている。現在建設省が各自治体に市街化調整区域内での宅地開発を促進させようとしているのは、その中の山林や原野で
農業振興地域はまったく手つかず... の続きを読む
改革案を受けて、二〇〇二年度の予算概算要求では、住宅公庫の縮小が盛り込まれている。監督官庁の国土交通省では、次のように見直しを進めることにしている。(1)事業規模の縮小=年間戸数五〇万戸(二〇〇一年度当初目標五五万戸)、金額八兆一四四二億円。(2)融資率の上限の見直し=現行では一定の収入基準を満たせば、住宅価格の一〇割まで融資できるが、年収八〇〇万円以下の場合は八割まで、それを超えた場合は五割まで
国土交通省の公庫見直し案... の続きを読む